教皇フランシスコの言葉

JUGEMテーマ:平和

ローマ教皇フランシスコが今日、日本を発った。

 

ヒロシマへの原爆投下後の少年の写真を傍に語ったその言葉を読み返すと、胸をすく率直さで、核戦争の残酷さ、愚かさ、そしてこれらを乗り越えて行くべき私たち自身への信頼を語っている。

 

「ここ(長崎)は、核攻撃が人道上も環境上も破滅的な結末をもたらすことの証人である町です」

「どうか、祈り、(...)対話への粘り強い招きが、私たちが信を置く『武器』でありますように」

 

教皇のいたずらっ子のような目の輝きが、見る者を思わず笑顔にさせる。

 

4日間の短い滞在にもかかわらず、東日本大震災の被災者の苦しみ・悲しみに耳を傾け、日本の死刑制度や原子力などの重要テーマについて、政治への干渉とならないよう細心の注意を払いつつも、まっすぐなメッセージを打ち出している。

 

「どんな複雑な状況でも、自己の行動において、公正で人間的であり、責任を持ち、決然とし、弱者を擁護する誠実な者になって欲しい」

 

若者たちへの強い希望。近年、こんなに率直に私たちのあるべき姿を語る人がいただろうか。

教皇だけでなく、私達の中からも、こうした声が聞こえてくるべき時だろう。

 

(2019.12.1 編集)

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